「杜のステージ」利用受付開始のお知らせ<
昨年11月、リフレッシュパーク豊浦に新たなランドマークとなる「杜のステージ」が完成しました。

このステージは、世界的な建築家・隈研吾氏による設計で、下関市が2023年度から取り組む「豊浦地域・川棚温泉エリア再生事業」の一環として整備されました。
豊浦の美しい山々を思わせるシルエットと、無機質な素材と自然素材を組み合わせた屋根が特徴となっています。
ステージ利用について
令和8年4月1日より、ステージ利用申請の受付を開始しました。
事前申請により、各種イベント、コンサート、地域行事、フォトウエディング撮影など、幅広い用途でご利用頂けます。
お気軽にお問合せください。
(リフレッシュパーク豊浦:083-772-4000)
【利用料金】
・ステージ:1,000円/1時間
・照明設備:1,000円/1時間
・コンセント:210円/電力1kw(持込電気器具1個あたり)
豊浦地区には杜のステージのほか、
・川棚温泉交流センター(川棚の杜)
・癒しの庭(手湯・足湯)
など、隈研吾氏が設計を手がけた施設が点在し、地域全体が新たな魅力をまとい始めています。
豊浦の自然と建築が響き合う新たなステージ空間を、ぜひ多くの皆さまに体感していただけますと幸いです。
2026年4月1日(水)よりリフレの指定管理者が、川棚温泉まちづくり㈱から㈱安成工務店に変わりました。<
新しいことが、いろいろはじまる春・・・。
下関市の都市公園、リフレッシュパーク豊浦の「指定管理者」が、
川棚温泉まちづくり(株)から、
(株)安成工務店にバトンタッチされました。
安成工務店の企業理念は・・・
「お客様、地域、時代のニーズに
高いレベルで応えられる社会をつくります。
~人口減少社会の建設業は、街の再生請負人~
安成信次 代表取締役会長 は、こう語ります。
私たちの目指すべき仕事は、これまでの人口増大・
高度成長に基づく60年の流れの中で失われた地域の
アイデンティティやコミュニティや美しい街並みを、
人口減少社会の収縮する街の再生の過程で
取り戻す役目だと確信するに至りました。
次世代の建設業として地域に根差した
事業活動を継続してまいります。
と・・・。
「リフレッシュパーク豊浦」の新たな指定管理への
取り組みは、その流れのなかにあります。
地域のアイデンティティやコミュニテイや美しい街並み、
そしてそれらによりそう自然や環境や景観や憩いの場つくりの
一端を、「リフレッシュパーク豊浦」の活性化によって、
実現していきたいと思います。
スタッフはそのまま変わらず、総勢9名+
(株)安成工務店のサポートスタッフとともに、
これまで以上に、公園管理にも地元にも貢献していく所存です。
コンセプトは、❝オーガニックガーデンパーク❞。
本と花で彩る、心やすらぐまちのオアシス「やすらガーデン」と
景観創出や人材育成等を目的とする株安成工務店本社の
「エコローズガーデン」や「下関ガーデニングカレッジ」と、
エリア連携して、交流人口の拡大を図っていくと同時に、
地元のガーデニング関連産業の先駆者たちとつながりながら、
地域連携による「ガーデンシテイ下関」の核となる
エリアを創出していきます。
今後のさらなる発展にご期待ください。

リフレッシュパーク豊浦
庭園長 国司 淑子(くにし としこ)
3月8日は、ミモザの日。国連が定めた、国際女性デー。<
ミモザは、厳しい冬に別れを告げ、春の訪れを愛でる花。
黄色い花色が、女性の明るさや活力を象徴しているのだそう。
国際女性デーにふさわしい花ですね。日本でもこの日、
男性から女性に感謝を込めて贈る習慣が根付きそうな気配。
リフレでは、昨年、たくさんの南半球プランツを植栽し、
ミモザアカシアを筆頭に、さまざまな植物が育っています。
写真の花は、「柳葉アカシア(アカシア・イテアフィラ}」。
ポートリンカーンワトルとも呼ばれる、枝垂れ花と
ヤナギ葉が特徴の小型ミモザです。
イテアフィラとは、ギリシア語の柳と葉の意。
とてもスタイリッシュで、銀葉アカシアに比べて、
葉っぱが落ちにくいのも気に入っています。
ビジターセンターでは、ひな人形とともに、
ミモザの花を飾っています。

そんな新しい取り合わせもすてき。
女の子のお節句と、国際女性デー。
きっと、相性がいいはず・・・。
庭園長 国司 淑子(くにし としこ)
3月、春待ち植物たちの生育状況と鳥たちのさえずり<
3月は、温度も上がり、昨年から植えつけていたさまざまな
植物たちが、春を待って、生育の季節を迎えています。
クリスマスローズの開花も始まり、早咲きの河津桜や、
寒咲き菜の花も次々に開花していきます。
静まりかえっていたリフレの花壇も、パンジーやビオラが、
次々に花を咲かせ、チューリップの葉もぐんぐん大きく
育っています。その葉芽や花芽の成長を見ていると、
満開のときよりも活力やエナジーを感じるのは私だけでしょうか。
散って実を結ぶのが前提の満開の頃よりも、
緑の葉っぱを繁らせていくそのときのほうに、
力強さや美しさを感じるのです。
いま、リフレはそんな植物たちの春待ちの息遣いに満ちています。
それは、植物だけではありません。
啓蟄を過ぎて、昆虫たちの息遣いもそこかしこに。
なにより、リフレの小鳥たちのさえずりやドラミングが
にぎやかにくりひろげられています。
花香にまどわされずに、こうした小さな生きものたちの
息遣いが感じられるのもこの季節ならでは。
ウグイスはもちろん、コゲラやアカゲラをはじめ、
メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラのかわいい声が、
園内に響き渡ります。
リフレの楽しみ方は、花だけではありません。
リフレで、バードウオッチングや、
バードリスニングはいかがですか。

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庭園長 国司 淑子(くにし としこ)
庭園長のガーデニング・エトセトラ(30)~日本庭園の源流①~<
日本庭園の原点は、どこにあるのだろうか。
縄文・弥生・古墳時代の状況は、発掘調査等による
考古学的アプローチか、現存遺跡から類推するしかない。
一般的には、6世紀中ごろ、大陸から朝鮮半島経由で
仏教とともに庭園文化も伝えられたと考えられている。
日本書記には、飛鳥時代(612年)に百済から渡来した
土木・造園の専門家、路子工(みちのこたくみ)が、
須弥山(仏教で世界の中心にある山の意)石(噴水装置)や
橋を造形したとの記載がある。
この人物が、記録に残る日本最古の庭園技師だという。
さらに日本書紀には、日本最古の宮廷庭園として、
白錦後苑(しらにしきのみその・飛鳥京跡苑池井関)
の名が記されている。
天武天皇(在位673~686)が祭礼や饗宴を行ったと
考えられており、今後の解明が待たれている。
もうひとつのルーツとして挙げられるのが、
神が降臨する磐座(いわくら)や、神をまつるために
池の中に神島をつくることを庭園のルーツとする説だ。
その源流には、縄文・古墳時代から続く日本古来の
石や自然に対する信仰があると思われる。
近代日本庭園の造園家・重森三玲の孫の重森千靑氏は、
こうした感覚に着目し、「石を立てる」表現として、
環状列石(ストーンサークル)等を例に掲げている。
石に魂が宿るという感覚は、磐座にも通じるものだ。
こうした日本固有の精神的土壌があるからこそ、
大陸から伝わった庭園文化は、単なる模倣にとどまらず、
日本で独自の発展を遂げていくことになり、
庭石、築山、池などが、日本庭園の重要な要素になっていく。
平安時代末期に著された日本最古の造園技術・理論書である
『作庭記』には、こう書かれている。
「ある人曰く、山水をなして、石をたつる事は、
ふかくこころあるべし」と・・・。
庭園長 国司 淑子(くにし としこ)
