リフレ・ガーデンクラフト日曜学校9月報告と   10月予告!<

❝杜の庭園リフレッシュパーク豊浦❞では、
毎月第3日曜日10時~12時30分まで、
「ガーデンクラフト日曜学校」を開催しています。

クラフト好きが集まって顔見知りになり、毎回大盛況!
毎月1回ごとの募集を❝下関市報❞で行っているので、
各自の都合や予定に合わせて予約し、気軽に参加できます。

9月第3日曜日の講座では、
2種類の木を使った額を、1人2つずつ制作しました。

来月、10月15日(第3日曜日)は、「ハロウインを楽しむ
オリジナルクラフト、野菜ボックスづくり」です。

ほら、素敵でしょ。カボチャをいれたり、
ハロウイングッズを飾りつけたり、使い方いろいろ。
クラフト好きの素敵な仲間との出会いもまっています。
いちど参加してみてはいかがでしょうか。
ご予約をお待ちしています。☏083-772-4000

庭園長 国司 淑子(くにし としこ)

 

 

 

❝ラグーザ・玉❞の恋とコスモス物語<

メキシコ原産のコスモスが日本にもたらされたのは、
明治12(1879)年のことと伝えられています。
そこには、こんな素敵な恋の物語がありました・・・

明治9年、現在の東京美術大学で西洋美術を教えるため、
政府のお雇い外国人として、イタリア人彫刻家・
ヴィンチェンツオ・ラグーザが来日しました。

その折に訪れた「花園」で運命的な出会いをしたのが、
日本画を学んでいた娘、16歳の清原玉でした。
ラグーザは、デッサンを指導するとともに、

彼女の心をつかむため、日本にはまだなかった
コスモスの花をプレゼントしたのでした。
他にも、三色スミレ、マーガレット、ポピーなど、
西洋の珍しい花を贈ったということです。

恋したふ君を思うてちよ鳥の
鳴くこころねを誰れかしらめや  玉

玉が19歳のとき、2人は我が国初の国際結婚をし、
その後、イタリアへと旅立ちました。
ラグーザ・玉は,日本人初の洋画家として活躍し、
数々の絵画展で受賞し、
イタリア画壇の名花と謳われました。

夫の死をきっかけに51年ぶりにイタリアより帰国し、
国民的ヒロインとして大歓迎を受けました。
すでに日本人に秋桜と呼ばれ愛され続けていた
コスモスを見て、彼女は何を思ったのでしょうか・・・

10月9(日)~10(祝・月)は、
杜の庭園リフレッシュパーク豊浦の❛コスモスまつり❜です。
100万本のコスモス景観の中で、コスモスにまつわる
お玉さんの恋物語に思いを馳せてみてください。

庭園長:国司  淑子(くにし  としこ)

 

 

8月ガーデンクラフト日曜学校~小さなチェアづくり終了!<

懐かしい小学校時代の木のイスの温もりを現代に・・・

8月第3日曜(20)日のガーデンクラフト日曜学校では、
杜の庭園リフレの技術班が作成したキットを使って、
電気ドリル片手に小さなチェアづくり。

少しむずかしくらいのクラフトづくりのほうが
参加者のみなさんは盛り上がるらしく、
できあがったあとの充実感も大きいようです。

今回は白木の雰囲気を活かしましたが、
ご自分の部屋やライフスタイルに合わせて、
お好きな色でペインテイングするのも素敵です。

技術班からのサプライズで、
おそろいの小さな木のテーブルもプレゼント!
本日、最高の盛り上がりでした。

完成した小さなチェア&テーブルは、
花瓶や鉢植えを飾るのにぴったり!
お気に入りの本を積み重ねても似合いそう。

わが技術班のさまざまなオリジナル木工作品は、
ビジターセンターに展示しています。
そのセンスのよさをぜひ立ち寄ってごらんください。
DIYの参考になることうけあいです。

次回、9月第3日曜(17)日は、
おしゃれな木の額縁づくりを行います。
ぜひ、参加してみてはいかがですか・・・

庭園長 国司 淑子(くにし としこ)

猛暑ガーデニング2023~コスモスの秋へ<

暑いですね。今夏は、史上最高の暑さを更新し続けています。
8月10日、「高温に関する早期天気情報」が出されました。
今後も、平年の気温を大きく上回り、最高気温が30℃を
下回るのは、山口地域では9月下旬になりそうです。

いつごろになったら秋風が吹くようになるのでしょうか。
山口地域では、10月10日ごろからと予測されています。
ちょうど、❝杜の庭園リフレッシュパーク豊浦❞が
10月8日(日)・9日(月・祝)の❝コスモスまつり❞を迎えるころ。

秋は、コスモスの開花とともにやってくるようです。
18世紀、アメリカ大陸からヨーロッパにもたらされ、
コスモスの花が日本に伝えられたのは幕末のころ。
明治期には全国に広がり、人気を博したといいます。

宇宙という意味を持つ「コスモス」・・・
ギリシャ語で「コスモス」とは、美しいという意味。
マドリッド王立植物園長カバニリェス神父が
名付けたという説もあります。

和名は「秋桜」。花びらが桜を連想させるからだそうです。

春の桜、秋の秋桜・・・そのはかなげな花の風情が、
春秋の心地よい季節、日本人の心をつかんでやみません。
ところで、「コスモスの日」っていつだかご存じですか。
それは、9月14日。ホワイトデーから半年後・・・

始まったはずの愛を確かめ合う日なんだとか。
どうぞ、心に秋風が吹くなんてことにならないように、
両手いっぱいのコスモスを大切な人に送ってください。
英語で宇宙のことを「cosmos」とも言います。

哲学者のピタゴラスが、秩序によって調和を保つ
宇宙のことを、「cosmos」と呼び始めたのだそうです。
杜の庭園リフレの❝秋のコスモス苑❞も、星たちの集まる
銀河のように見えるとうれしいなと思います。

地上に舞い降りた星のような花、コスモス。
よーく見ると、コスモスの花びらの中心にある
雄しべも雌しべも星のかたちをしているのです。
コスモスが開花直後の受粉前にみられる現象・・・

宇宙の中の星々をぜひのぞいてみてください。

こうしたいろんな意味を知ると、さらにコスモスが
よりいとおしく見えてくるから不思議です。
ちなみに、コスモスの反対語は、カオス。
整然と混沌。どちらもあるのが人生・・・

今秋は、どなたとコスモスの花を楽しみますか。

庭園長 国司 淑子

 

杜の木陰の特等席:花テーブル登場!<

8月8日は立秋。秋の風が吹き始める時季です。
けれども実際には、1年で最も暑い頃にあたります。
猛暑日や熱帯夜が続く昨今では、まだまだ秋は遠く、
暑さも、やわらぐ気配さえありません。

 

テレビやラジオは、外出をひかえるように言い、
クーラーのきいた部屋で過ごすことを推奨しています。
それでは、運動不足やストレス感の上昇につながりそう。
夏休みだし、子どもたちもおでかけしたいですよね。

杜の庭園リフレッシュパークでは花たちも夏バテ気味で、
毎日の水やりが欠かせません。
それでも、森の木陰に入ると涼しくて、
やさしい風が吹き抜け、心身を癒してくれます。

それで、スタッフみんなで、杜の庭園リフレの
❝冷涼スポット❞探しをし、テラスやイスやベンチを設置。
照葉樹林の中は、外気が3度ぐらい低いようで、
きもちのいい風がよく通り抜けていきます。

先日も、ベンチでお昼寝したり、読書したり、
まったり過ごしていらっしゃるお客さまをお見かけしました。
ランチやお飲み物持参で、杜の花テーブルや
いろいろなイスで、快適に過ごしにいらっしゃいませんか。

杜の夏時間・・・
なにもしない緑の風空間・・・
ひとりでも、家族とでも、大切な方とでも・・・
クーラーもスマホも置き去りにして・・・
そんな1日も素敵だと思いませんか・・・

灌水や草刈りで汗だくだくでも、
この森があるから、杜の庭園リフレは、
ああ、気持ちいい。自然のチカラに、
完全幸福!! でも、ああ、暑い!

庭園長 国司 淑子(くにし としこ)