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杜の庭園の昆虫たち

2021.6.7

地球のいきもののすべては、
植物たちの存在によって生かされています。
そして、土も水も空気も植物たちの営みからの賜物。
そう思うと、苔も草も花も樹々も、
とてもいとおしい存在です。
また、地球上の生物は170万種といわれていますが、
そのうち100万種は昆虫たち。植物たちの多くは、
その昆虫たちの営みによって受粉し、
未来に実を結びます。

杜の庭園 リフレッシュパーク豊浦の初夏は、
植物たちの模様替えの時期なのですが、
昆虫たちのにぎわい季節の到来でもあります。

写真は、旅するチョウ、アサギマダラなどの
好む蜜源となるフジバカマの挿し木苗です。
母木は、周防大島・山本柑橘園の山本弘三さんから
届けていただいたもの。連作してもシラギヌ病に
侵されていない母木はとても貴重。

杜の庭園 リフレッシュパーク豊浦の
ボランティアスタッフの福村さんとのご縁で、
こちらにいただくことができました。

 

秋には、生長し開花したフジバカマに集う
アサギマダラやツマグロヒョウモンの姿を
見ることができるといいなと思っています。

その経過は、ひきつづきニュースで
ご紹介していく予定です。

また、カブトムシたちも、杜の庭園
リフレッシュパーク豊浦の腐葉土のなかで、
すくすくと成長中。
夏休みには、カブトムシの元気な姿を
こどもたちに見てもらえるはずです。

人気のトンボ池は、残念ながら、
水辺の安全管理や水上遊歩道の重量制限などのため、
ただいま閉鎖中ですが、池を飛び出したトンボたちが
庭園を飛び交う姿が心を和ませます。

杜の庭園のガーディアンたちが安全に配慮しながら
ご案内できる日まで、今しばらくお待ちください。

その他、ナナホシテントウムシやカミキリムシなど、
こどもたちに人気の昆虫もいっぱい。
虫の目になって、いろいろ見つけにきてください。