❝杜の庭園 リフレッシュパーク豊浦❞は、
カテゴリー的には、❝都市公園❞に分類されます。
では、公園てなんでしょう。
「人々がレクリエーションや休憩、散歩などを楽しむために、
公共またはそれに準ずる団体によって整備された場所」
・・・と定義されています。
次に、公園の歴史をひもといてみましょう。
公園の歴史は古く・・・
中世ヨーロッパの王侯貴族の狩猟園や庭園が
一般市民に公開されたことに端を発します。
500年以上前、イングランド王ヘンリー8世は、
ロンドン郊外に広大な狩猟場を保持。そのご市民に開放。
これがレクリエーション目的のハイドパークの前身です。
近代的な都市公園の確立は・・・
1847年イギリスの❝バーケンヘッド・パーク❞で、
急激な都市人口の増加に対応し、
都市計画での緑地の重要性が再認識されたもの。
市民の持つべき当然の権利として、
「心身共に衛生的な環境での生活」が主張され、
貴族の私的領地であった狩猟園等が開放されました。
市民革命を通じて公園の概念が形成されていったのです。
良好な環境で散歩・ランニングなどの運動を行えるのは
市民の権利(市民権)と捉えられているのです。
日本でも、イギリスに習い、
明治6(1873)年、日本初の公園が登場。
「人々が楽しめる場として、公園にふさわしい土地が
あれば申し出るように」という太政官布達によるもので、
東京の上野公園などが成立するきっかけになりました。
公園は、市民の持つべき当然の権利のひとつ。
その裏に、市民革命のパワーが働いていたなんて!!!
❝杜の庭園 リフレッシュパーク豊浦❞でも、
もっとその権利を有効活用してもらいたいなと思うのです。
運営上、いつでもとか、無料開放とか、
そういういうわけにはいかないのですが・・・
これからも、きてよかったといわれるよう、
最大の努力を払っていきます。
※開園9;00~17:00 休園日 毎週水曜日
一般210円 小中学生100円
下関・北九州市民 65歳以上100円
庭園長 国司 淑子(くにし としこ)