庭園長のブログBLOG

❝グリーン・バーンアウト❞って知ってますか?

2026.9.27

❝グリーン・バーンアウト❞とは、サステナビリテイ
(持続可能性)分野で働く専門家や関係者が
おちいりやすい、精神的な燃え尽き症候群のこと。

環境問題への配慮や保護、気候変動対策など、
サステナブルな取り組みに真摯に取り組むあまり、
環境配慮疲れしてしまうことも少なくありません。

地球規模の課題に立ち向かおうという使命感と、
遅々と進まない現状への無力感…そのギャップから
やる気を失ってしまうのだということです。

規模は違いますが、グリーンに直接かかわる
ガーデナーにも同様のメンタルダメージがあります。
地球温暖化や気候変動で、これまでの栽培ノウハウが
通じなくなり、植栽や栽培品種変更に苦慮するとともに
植物たちが枯死してしまう場合も増えています。

シカやイノシシなどのガーデンへの侵入による
食害や掘り起こし、植物のなぎ倒しなど、
修復してはまた被害を受ける・・・その繰り返しで、
まさに、燃え尽き症候群の仲間入りしそうな毎日。

農業分野でも、同様のトラブルが進行中です。

いくらやっても、努力しても、変わらない・・・
という無力感・・・
近年、世界的に注目されている状況です。

❝グリーン・バーンアウト❞ならぬ、
❝ガーデニング・バーンアウト❞状態の人々が、
ずいぶん増加しているのではないかと思います。
それを、身をもって感じている昨今です。

リフレッシュパーク豊浦では、
「オーガニックガーデンパーク」をコンセプトに
都市公園では稀有な、全園無農薬有機栽培での
管理業務を行っているところです。

さらに、梅雨の豪雨化やその後の乾燥や、
4か月にわたる猛暑の過酷な環境への対策として、
乾燥や猛暑に強い、南半球プランツの全園導入を
地元の「響グリーングループ」の田中師匠の
お力添えによって、行っているほか、
ドライガーデンやグラベルガーデンへの変更、
植栽品種の再考をはじめ、
シカやイノシシの嫌いなハーブ類との混植ガーデン
の導入などに取り組んでいるところです。

「糞闘記(ふんとうき)」と題して行ってきた、
害獣対策のための、トラやライオンの糞散布も
美祢の「秋吉台自然動物公園サファリランド」
さんとの動物公園と植物公園との連携によって、
再挑戦していきます。

こうした、現場主義でのさまざまな取り組みを
新たなノウハウとして、新たなガーデニングの
ノウハウを蓄積し、試行錯誤を重ねながら、
新たに発信していきたいと考えています。

まだまだ、実験も、実証も、始まったばかりです。
少し長い目で、リフレの取り組みを見守って
いただけるとありがたいです。
ガーデニング・バーンアウトにならないように・・・

これからのリフレッシュパーク豊浦の挑戦に
ご期待ください。

庭園長 国司 淑子(くにし としこ)