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市政だより・しものせき21で、❝リフレッシュパーク豊浦❞の取り組み紹介!

2025.8.5

2025年8月3日のKRY「市政だより・しものせき21」は、
「魅力再発見!~豊浦町~」特集でした。そのなかで、
❝杜の庭園・リフレッシュパーク豊浦❞の
夏の猛暑対策への取り組みなどが紹介されました。
テーマは、新たなにぎわいを生み出すまちづくり。

8月3日(日)の放映を見逃した方は、
8月9日(日)の午前11時50分~12時の再放送を
ぜひご覧ください。

連日30℃超えが続く前代未聞の記録的猛暑のなかで、
これまで通りの植栽ノウハウが通用しなくなっています。
雑草は、刈っても刈っても、たちどころに生長し、
一二年草・宿根草などの草本類は、暑さと雨不足で、
しょんぼりうなだれたり、かりかりに枯れかけています。

豊浦町近隣の農家さんや花卉生産者の方々との会話でも、
花苗や野菜や果実の栽培に大変苦慮しているとのこと。
当園でも同様です。この傾向は、今後ますます顕著に
なっていくように思えます。
温暖化の原因は、私たち人間の側にあるのですが・・・

当園では、思い切って植栽変更に取り組んでいます。
①厳しい環境に耐えられる性質を持つ「南半球プランツ」
のいちはやい導入
②猛暑に強い海岸性植物やサボテン・多肉植物の地植え
③植栽を砂利などでマルチングするドライガーデン&
グラベルガーデンの導入
④雑草を味方にして、裸地をカバーする草マルチ方式
⑤地元の環境に馴化している地元植生の活用
⑥オーガニックな取り組みをしている地元の生産者さん
たちのノウハウに学びながら連携していく

など、いちはやく栽培実験に取り組んでいます。

なかでも南半球プランツの植栽については、
地元豊浦・川棚に、日本有数のノウハウを持ち、
すでに10年以上前から地元の里山に、南半球プランツを
地植えして、大木の森に育てていらっしゃる
私の師匠である田中氏のプランテーションが存在し、
植栽やコーデイネートなどのアドバイスをいただいています。

実は、豊浦・川棚の地は、知る人ぞ知る、南半球プランツの
メッカだったのです。当園をその中心にしたい!!

今回の放映は、こうした当園の取り組みを中心に
取材・紹介してもらっています。

ぜひ、放映をご覧いただけるとうれしいです。

※ビジターセンターのアトリエにも、ドライ化した
南半球プランツがいっぱい!クラフトに活用します!

庭園長 国司 淑子(くにし としこ)