森って、よく考えたらなんだろう?
森と林のちがいって、どうなんだろう?
森と杜は、どうちがうのか?
森にまつわるエトセトラ・・・
意外に、説明しようと思うと難しいことに気づかされます。
森と聞いて、ほとんどのひとが思い浮かべるのは、
樹木が生い茂るみどり豊かな、特別な場所の風景。
国語辞典では・・・
森:大きな木がたくさん茂っていて、薄暗くなっている所。
林:広い範囲に木が多数生えた所。
もり:森・杜
広辞苑では、・・・
森:樹木が茂り立つ所。
林:樹木の群がり生えた所。
❝はやし❞と❝もり❞の語源は、❝生やす❞と❝盛る❞だとか…
みどりが生え、みどりがやまもりになる光景がうかんでくる…
深く暗い森は、ひとりで進むにはすこしこわいけれど、
明るくかぐわしい森なら、どこまでも足を踏み入れてみたい…
もともと私たちの祖先は、海から森をめざした
森のひとだもの。DNAが、海も、森も、求めている。
そもそも、森が生まれるスタートラインには、
地球という星に、水が発生したことにあるのだから、
それは、わたしたちの産湯でもあり、ゆりかごでもある。
だから、森の庭園・リフレッシュパーク豊浦から見える
森も海も、いとおしい。
必見の風景・光景である。
庭園長 国司 淑子(くにし としこ)